ネガティブ感情の重要性とニュートラルポジション



こんにちは。
宿命鑑定セラピストの玲です。

秋が深まってまいりました。
陽の氣から陰の氣に向かうところでは外側方向のエネルギーが内側に向かい、自然と自分の内面に意識が向けやすくなります。



そのため押し込めていた感情や未解決の課題がちらほら浮上しやすくなります。
私ももれなく、自然界の氣をうけてなのか感情のデトックスをやっています(笑)







感情って何?ネガティブ感情こそ大切なツール


感情っていったい何なんでしょうね。



算命学では、本能的エネルギーを地上で肉体を使って消化するときに生じる副次エネルギーが感情だと言っています。

個々に宿った宿命的エネルギーを駆使して使命を果たすというのは、個人として自然な欲求であり人間の本能のあらわれ。
つまり感情は天命を果たそうとするときに生じるエネルギーであるということなんだそうです。




この考えを採用すると、
感情は自分という役目を全うしている成果なんですね。




NLPではいつも最近あったモヤモヤした出来事や嬉しかった出来事。
それを通して湧き出した感情を掘り下げながら自分の内面にアプローチをしていきます。



心の奥に埋もれている感情が出てくることになり、ワーク一つを一つやっただけでも現実に変化が起きたり重い鎧を脱げたりすることがあります。


それがしんどいこともりますが、自分自身にとって潜在意識下で向き合う準備が出来ているものごとが浮上してくるので、向き合うことで結果的に自分がより楽に自由になっていくのです(^^)



NLPでいうと
感情はN(五感を通した体験)とL(言語)が合わさったものであると解釈できます。


N…体験が五感を通して受け取り脳神経系へ伝わる(ただの情報)
L…神経系へ伝わったことを言語化又は非言語コミュニケーションへ整理(意味付けされる)

P…プログラミング




五感を通し受け取った体験と言葉や記憶による意味付けで感情が出来上がるイメージでしょうか。



たとえば気温が低くて、身震いするのが脳神経に伝わり、「寒い」と言語化する。
言語化していく過程で寒いにネガティブな思い込みがあったり身震いにネガティブな記憶が紐づいていると、
ネガティブな感情に包まれることになります。



ここで特に思い込みの無い人は、寒くてもネガチィブな気分になることは無いわけです。
思い込みが多いほど、なんだか人生においては幸福度が下がってしまいますよね^^;




NLPではこの個人の思い込みや不利益な記憶と紐づいているプログラムを望むゴールや成果を達成するためのプログラムへ変化させていきます。



そんなわけで、ネガティブ感情は自分の中の不要なプログラムを変更していくうえで超重要な大切なアイテムになります。
NLP心理学にとってはネガティブ感情こそスルーしてはもったいない大切なネタなのです。





日々ネガティブ感情を感じると思い込みを外せるチャンスだ!と毎回嬉しく思う、と仰っていた人がいました(笑)


こちらは有名なエイブラハムの感情の22段階です。
感情を最もポジティブな状態から最もネガティブな状態まで順に並べています。


ポジティブな感情(1~6段階
喜び・感謝・自信・自由・愛・情熱・興奮・楽観・希望などが含まれ願が叶いやすく現実創造がうまく行く状態といわれる。


ニュートラルポジション(7段階)

今の状態に満足し在りのままの状態を受け入れられている状態。


ネガティブな感情(8~22段階)

退屈・悲観・怒り・復讐心・絶望などが含まれ望む現実を引き寄せにくい状態といわれる。

肉体を守るために人間は多くの場合ネガティブ感情に傾きやすいです。
繊細で敏感に感じ取る性質だったり、情的な質が発達している方はとくに感情を取り扱えるようになることが必要です。(私です^^;)




自分はいま何を感じているのか?
その言葉でもって意識を内側に向けるだけで状態は変わります。




絶望からいきなりポジティブなポジションに変化しようとするのは反動が大きすぎます。
感情のふり幅を大きくすると上がったり下がったりの自分に疲労困憊するので、目標は常に7のニュートラルポジションに身を置くことです。



私は小さい頃、「幸せの後には不幸がやってくる」という恐ろしい思い込みをしていて^^;
嬉しいことがあり喜びながらも次はどんな不幸が訪れるのか?と喜びから一転すぐ不安に傾いていました。



1と21の感情のふり幅を往復するジェットコースター的な心ではいつも休まりません^^;




自分が不安を感じていることに気付いてあげて、
「いま不安を感じているんだね。」
と認めて受け入れることで内的状態はニュートラルで抵抗や摩擦の無いゼロポジションとなります。




委ねる…という状態でしょうか。



感情が揺れた時にはそれを認めてそれで良いよ、と受け入れる。
まずはニュートラルポジションを目指すのが良いです。





お読みくださりありがとうございました。

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