天中殺期間の心の特徴と対処法

こんにちは。
宿命鑑定セラピストの玲です。
本日は天中殺についてのお話しです。
天中殺(てんちゅうさつ)
天中殺というと、なんとなく運の悪い時期…と捉えることが多いと思います。
7000年前のヨーロッパ地中海地方に伝わるゾロアスター教(人類最古の宗教ともいわれる)の中にもすでにそれらしき概念があるそうです。
そこで探し当てた天中殺現象がインドでは「涅槃」(ねはん)…仏の死に際しての姿として解釈され、中国に伝わり天中殺理論が生まれたと聞いています。
算命学では天中殺の期間を
人間の1日で考えると活動をしていない夜の状態であると言っています。
しかし、実際には天中殺期間がすべて夜のはずはなく、人間の活動は休むことなく行われている。
運氣のお休み期間であっても決して休むことが出来ないのが人間社会です。
実らない時期に収穫を期待してせっせと耕してしまう…
期待してしまう、拡大しすぎてしまう。
そんな矛盾が作られ諸々の期待外れの現象が作り出されてしまうのが天中殺期間、ということです。
天中殺期間には通常あるはずの運気の枠組みが取っ払われるために、
なんだか落ち着かない・心が不安定に感じられる。
それが天中殺時に起こりやすい心の特徴です。

天中殺期間でない場合の普段には私たちは宿命の範囲内を上がり下がりしながら生きている。
浮かれる出来事も落ち込む出来事も実はすべてが宿命の範囲内で、安全の元であるといえるのです。

天中殺とは悪いこと・大凶事を招くと思われがちですが、もとは天中殺現象により心が揺れやすく通常よりも判断を見誤りやすくなっている…そんな状況です。
2年間続く天中殺期間では自分自身学づかないうちに行動のペースは落ちていきます。
これは枠がないために、知らずのうちにやりすぎて疲弊してしまっていたり通常時よりも心が落ち込んだりと安定しない為です。
ですから無理に奮起し前進しようと能動的に動くよりも、受け身で無理せず淡々と過ごすことが良しとされています。
自分に優しく接する力が必要な期間であり、それを育てる期間でもあります。

天中殺期間にあった謎の出来事一例
・月が替わっていることを1週間くらい気づかない(事務関係のやり直し)
・脱輪した
・免許不携帯と一時停止不完全で減点
・コミュニケーションミス(多くの人に起きやすい)
・PCや機械の故障、注文トラブル
・時間の感覚がおかしくなる(時間が進んでいなかったことがある(笑)
・モテ期が来る(残念ながら続かない)
天中殺期間にあったミラクル一例
・出会い(その時だけ楽しむ関係がベスト)
・学びが進む
・自分と向き合える
・仕事を辞めれた
・離婚した
・引っ越せた
・免停で出勤停止(仕事休めて嬉しかったと報告在り)
・賞状をもらう
天中殺期間は自分の中の制限が払われ普段ならお付き合いにならない分野や人々との交流が出来る期間でもあります。
閉鎖的に過ごすのではなく、自分の世界を広げるチャンス期間とも言える。
来年から私も年の天中殺が始まるのでさらに検証を重ねるつもりです(^^)
宿命天中殺
天中殺を大別すると、上記の運命天中殺と宿命天中殺に分けられます。
宿命天中殺は先天的なもので、誰もが持っているわけではありません。
命式の中に所有している場合には生涯離れることが出来ない天中殺と言われます。
宿命天中殺の種類
・互換天中殺
・生年天中殺
・生月天中殺
・生日天中殺
・宿命2天中殺
・日座天中殺
生まれた時からあるはず本来はあるはずの枠を取っ払って人生をいきる。
そのような宿命を持ってきた理由は一体全体何なのでしょうね。


人はそれぞれ役目を持って生まれてきます。
宿命天中殺の方はうっかりその役目を忘れないよう、幼少期からわりとハードモードな人生計画を立てていることが多いです。
①社会で期待される役目
②家系での役目
③自己実現(自分自身のやりたいこと)
この3つの方向性をおおまかに決めてきている、として宿命上から読んでいきます。
(現実的にそうであるか、そうするかは別です)
しかし算命学の先生は
宿命に答えは無く、その人の人生に答えがあると仰るのです。
これまで私は宿命から生きる目的や生まれた意味を見つけようと必死になった時期がありました。
先生を変えて聞いたりしましたね^^;
しかし今になって思うのは自分の中から出てくる答え以外は意味がないということです。
励ましや支えや気づきを他者からもらうことは必要です。
しかし答えだけは、自分の中から見つけていくものでした。
そうでないと、納得して進めないのです。
宿命天中殺を所有している方々は多くの苦しい経験に傷ついていますがそこに自分が探していることの答えがあったりします。
私は幼少期家族といるのに強い愛情飢餓を感じる経験をしました。
この経験が、自分にとって本音で大切にしたいものは何かを探し求める原動力になったのです。
そして私にとって家庭や家族という集団が大切である、と後になって気づきます。
宿命には「縁がない」ことは書いてあります。
しかし、だから幸せになれないわけでは全くないのです。
たとえ縁が無くても、既存の家庭という枠にとらわれず自分が良いと感じられるものを作っていけばよいのであり、幸せに生きる方法は自分に問い続ければ無数に出てくるのです。
宿命鑑定は、自分自身に問いをたてる機会でもあります。
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