自分を大切にしながら内面の調和・自己統合を目指す

こんにちは。
宿命鑑定セラピストの玲です。



前回に続きます。
自分自身の内側にいる様々な意見を言う自分を認めて、欲求を聴いていく。



どんな欲求を主張してきても打ち消そうとせず、まずは最後まで喋らせることが自分を大切にすることでした。


一極二元論


一極二元論とは自然界の法則であり、算命学のすべてであるといわれます。




一つのものには相反する二つの性質が存在する。
昼があって夜がある。
右があって左がある。
男性性があって女性性がある。



人はポジティブとネガティブ、同じ分量で構成されているということです。
私は超ど級のネガティブ人間だと思ってますが、それはただネガティブに意識をむける回数が多いだけであり本質としては同量なのです。

書きながら、ネガティブに意識が向くクセはいよいよ辞めようと思いました^^;
クセって気づくと修正できるので、まずはクセに気づくことからです。(自分宛)




また誰かを見て、あの人ってほんとポジティブな人だなあと思っても、それはポジティブ方向を見ているだけだったりするのですね。



さて自己統合・内面の調和を目指している方が多いと思います。
これは長年ネガティブとして隠されたり否定され続けてきた影の自分を救いだし、
自己実現していくための取り組みです。



影の自分を救い出すには




自分で否定してきた数々の自分を救い出していくにはカウンセリングやセラピー・コーチングなど様々な方法があります。
インナーチャイルドやこれまで尊重できてなかった自分の一部に少しづつ歩み寄っていくには専門家に頼るのが1番です。




しかし、すべてを専門家と一緒にやることはできません。
自分が毎日少しの合間でも自分に意識を向けていくことが結果的に変われることとなります。


一番簡単でおススメな方法は最近あったネガティブな出来ごとやネガティブな感情に対し、心の声を聴いていく方法。
自分の内側に好きなだけ喋らせると自身の価値観や信念となっているものが出てきたりします。



自分の価値観や信念というと正義っぽいですが、そのほとんどが自分にとっては真実でもなく不自由な縛りであることが多いです^^;
(私は本当に不自由な思い込みばかりでした)


例えばこんなことがありました。

幼少の頃、親が私に言った言葉
「あんたはみんなと仲良く出来てえらいね」



褒められてきっと、うれしかったんでしょうね。
これを自分の中の正義だと信じていて、




一方を善、もう一方を悪と捉えてしまったために私の人生で繰り返されてきた事です。
そして、これはこんな現実を引き起こしました。


我が子の兄弟げんかに対し、怒りの感情が湧きそれが自分でもコントロールできない。
喧嘩を収めたくて子供に毎回大声で怒ってしまう。
何で喧嘩するの…とどうしようもなく泣きたくなる。
自分を嫌悪したり罪悪感を持って苦しくなる。
家で不機嫌な母となり家庭の雰囲気は険悪。



たかが兄弟げんかに、母親である自分の感情が振り回されて号泣して子供たちが慌てる…^^;
そんな不安定な情緒の原因は自分の中に「喧嘩することは良くない」という善悪の価値基準を取り込んでしまっていたからだったのです。



子どもたちは兄弟げんかを通して私が抱えてきた不自由な価値観に気付かせてくれたのですね。

そこに気付き、自分が成長できると二人が喧嘩してても気にならなくなる(笑)
あっさり仲直りしている。
という現実の変化が起こりました。




そして内面の変化では自分の声がさらに聴きやすくなるということがあります。
自分に否定されないとわかると内面の自分も喋りやすいのです。

これまで光にあてられなかった影の自分は嬉しくて、なんとなく気分が軽かったり体がポカポカします。




そして意見を聞いてもらった自分は気がおさまるので感情が突然爆発するような破壊的な衝動が減っていきます。
自分とも向き合いやすくなります。







さてここからは算命学の智慧をお借りして自分の中の相反する意見同士を認めたり、尊重することをやってみますね。




算命学星のぶつかり合い


十大主星二つの星の組み合わせによって起きる変化。


自分の心と心がぶつかり合うイメージです。
どちらも大切な自分の心であるという前提があります。

貫索星と禄存星の組み合わせ

自分で決めたい、相手のペースに持ち込まれたくない自分と人を喜ばせたい、サービス精神旺盛な自分が共存。
自分か?相手か?のせめぎあい。

ヒントは、木⇒火⇒土で流す

自分が好きなものや得意なことをお披露目することが人を喜ばせることになり魅力が高まる。






禄存星と龍高星の組み合わせ

情から始まり情で終わる情愛深い自分と知性的な自分。
知性が愛を知ると人間にとっては最高の魅力となる(感情的知性)
反面、人間は情にのまれやすい。
これはそんな難しい宿命ともいえる。

ヒントは土⇒金⇒水で流す

自分へのプライド(牽牛星・車騎星)を持つこと。



車騎星と貫索星の組み合わせ


断固として守備がしたい頑固な自分と、前進したい勢いある自分が共存。
同時になすことはできないため、知恵を使って身の振り方を考える。

ヒント(金⇒水⇒木で流す)攻撃⇒知性⇒守備
すべて単独行動、人生には難関は多くなるが守りは最大の強さである。


龍高星と鳳閣星の組み合わせ


内面には不安定さこそ本領の自分!と主張してくる人格と根っからの平和・中庸な人格が共存。
陽と陽のぶつかり合いは男性同士の激しい戦いでもある。


そんな激しい男性性を内に秘めた人、いわゆる情熱家でもある。

ヒント(水⇒木⇒火で流す)
知性・理性が自分を育てる

まとめ


宿命中の星の一つ一つに個性があり、主張したいことがある。
それらの星を主人である自分が使いこなしていく必要があります。



先週心理学の復習ワークがありまして、

「なんで心理学をやっているのに、私は毎日葛藤してるんだろう?」
同じ講座生さんに、私のこんな問いに付き合ってもらったんです^^;


まず取り上げる感情はこんな「答えがあるのか?」と思うようなものからでも良いのですよ。




内側からきたメッセージは
「こういうプロセス」だと。


葛藤するのが自己統合のプロセスなんだそうです。
腑に落ちて、葛藤万歳だと思いました。(笑)





色々っと散らばった記事となってしまいました。
お読みくださりありがとうございました。

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