算命学の十大主星解説③性格や活かし方 車騎星、牽牛星、禄存星、司禄星

車騎星(しゃきせい)

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車騎星

天から受けるエネルギーが人間の攻撃本能を通過し生きるために備わる行動力の世界。

攻撃とは積極的な行動とスピードを意味し、自身の正義のもと前進するエネルギーを所有しています。


人物の意味合いは男性、偏夫、野人
自然界で置き換えると鉄鋼、岩石、武器など


性格の特徴

短気さとスピード感を内蔵し人生のスタートが早く精神・肉体ともきびきびした特徴があります

肉体の強さが最大の武器ともいわれ肉体を錬磨することに神経を使います。

・裏表がなく正直者な性格

・思いついたら行動する感情思考

・実は不安で動く

・動物的な勘がきく

・体で覚える

・動きながら考える


役割・活かし方

折り目正しく一本気な性格で身体を動かし働くことを厭わず体を張るため、世の中の動乱期に活躍の場があります。


不可能なことにチャレンジしたり自らが生きるための前進力によって活路を見出し人々を救う役目があります。

ただし緊張状態は長く続かず走っては休みまた走っては休む人生。


周りからはこんな風に見える


・頼もしい・かっこいい

・男性性強め

・足が速い


バランスが偏ると…

・粗野さが目立つ

・攻撃的になる

・おちつきがない


こんなことが好き

・身軽で動きやすい

・体を動かす

・勝負ごと


こんなことされるのが嫌

・行動を止められる

・依存される

・好きなように動けない


こんな風に悩む

のんびりすると堕落するのではないか?

こんなことが嬉しい

・目標の達成

・勝利


車騎星さんの困りごと

疲れても休めない

限界までやって倒れる




著名人では

及川光博さん

ダルビッシュ有さん



牽牛星(けんぎゅうせい)

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牽牛星の世界

天から受けるエネルギーが陰の攻撃本能を通過し勇気または責任感で体現される世界。


体制の中で反発することなく、自負心や自尊心を持ちながらも集団に貢献する。



人物の意味合いは正夫、男性、貴人
自然界で置き換えると宝石、小石、砂利



性格の特徴

どの星よりも強い責任感をもち集団の中で自身の役割を果たすことに全力を注ぎます。

やみくもに進むのではなく自身の力をわきまえ知的に考えてから行動するため引き際も軽やかです。

・本物志向

・組織の格式を重んじる

・強者には従う(有能な補佐)

・自尊心を持つ

・自分自身の名誉を守りたい


役割・活かし方

特別な教育を受けなくても常識が備わり組織や体制の中で集団の目的や利益のために和を保とうとします。

自身の出所をわきまえ無茶はしません。

自分へのプライドを持ち名誉を守るため我欲に振り回されない行動が伴い、そのため組織に活躍の場があります。


周りからはこんな風に見える

・仕事をきっちりやる

・エリートっぽい

・自分にも人にも厳しい


バランスが偏ると…

・中途半端

・プライドが高い

・失敗を繰り返す

こんなことが好き

・ハイクオリティ、オーダーメイド

・身なりを整える

・地位や名声を得る、資格取得

こんなことされるのが嫌

・プライドを傷つけられる

・存在を無視される

・すっぽかされる・遅刻


こんな風に悩む

・失態がこわい

・人に頼りづらい

・出来ないって思われたくない


こんなことが嬉しい

「君のおかげでうまく行った」


牽牛星さんの困りごと

見た目とか体裁とか自分のことが気になっちゃう


著名人で言うと

中井貴一さん

大森元貴さん(ミセス)

藤井フミヤさん




禄存星(ろくぞんせい)

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禄存星世界

天から受けるエネルギーが陽の引力本能を通過し引力で体現される世界です。

現実の世において愛情や奉仕の世界を作り、回転財をもとに大衆を引き付けるエネルギーを所有します。

人物の意味合いは父親、愛人
自然界で置き換えると山岳


性格の特徴

心情に迎合しやすく、そのため他人に好かれたり財や物や因縁までも引き付ける。

・周りのものをすべて引き寄せたい

・人に愛されたいが故に自分の愛を傾けていく

・心はつねに愛情一色の世界で惚れっぽい

・物質や財運が強い(回転財)

・自己顕示欲

・お人好し・世話好き


役割・活かし方

究極の現実主義であり目前に迫る困りごとや困難に対する瞬間的な思考が敏速です。

困っている人へのその時々・状況での最大の愛情奉仕が特徴です。

日々の生活に対する逞しさはどの星よりも強くあり、分け隔てなく人々へ奉仕する才で医療職や福祉関係で活躍の場があります。


周りからこんな風にみえる

・親切

・いつもにこにこしている

・モテそう


バランスが偏ると…

・おせっかい

・人に物をあげすぎる

・目立ちたがり


こんなことが好き

・人にふるまう

・情に深い関係

・頼られる


こんなことされるのが嫌

・去られる

・嫌われる

・断られる

こんな風に悩む

・相手にも期待しちゃう

・独り占めしたい

・好きも嫌いも感情のふり幅が大きい

こんなことが嬉しい

・必要とされる

・喜んでもらえる

・感情の共有


禄存星さんの困りごと

「愛したぶん私をしっかり愛してほしい」

著名人でいうと

ナイチンゲール
かまいたち山内さん
有吉弘行さん明石家さんまさん


司禄星(しろくせい)

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司禄星世界

天から受けるエネルギーが陰の引力本能を通過し最小集団(家庭)で体現される世界です。

思考や日常生活、すべての行動を積み重ね長い時間をかけて蓄積を成す努力家のエネルギーを所有。
最もささやかで最も大切な世界『人間社会における標準世界』と言われます



人物の意味合いは正妻、女性
自然界で置き換えると大地、田園、畑


性格の特徴

毎日の生活を急ぎもせず怠けもせず理屈なく精一杯生きることで精神・愛情・財・信用など全てを積み重ねていく力を内蔵します。


・家族愛が強い(家族身内の狭い範囲)

・蓄財・収集癖

・整理整頓上手

・庶民性・平凡・真面目

・心配性

役割・活かし方

特別な才能が現れるわけではなく無理のない範囲の日々の積み重ねを得意とします。

しかしそれが人生のどんな嵐でも崩れることの無い世界を築きあげていきます。

原動力にあるものは不安な心で、先を不安に抱くことで準備を怠らずコツコツ努力を継続します。

人を育てる役割を持ちますがそれは教育としてではなく成長を積み重ねていく姿となります。


周りからこんな風に見える

努力家で真面目

毎日のルーチンがある

カバンの中がきれい

家にいるのが好き

バランスが偏ると…

収集癖が強くものが多くなる

不安が過ぎる

備えを怠る

こんなことが好き

家族水入らず

スッキリ片付いた家

倹約・貯金・保険


こんなことされるのが嫌

家庭の不和(人の争い)

突然の予定の変更

浮気や不倫

こんな風に悩む

旅先でいつものルーチンが崩れること


こんなことが嬉しい

万全の事前準備

毎日を丁寧に暮らす、規則正しい

体に良い食事

司禄星さんの困りごと

好きになると相手に一途過ぎて苦しい

著名人で言うと

大谷翔平さん、堂本光一さん、井上康生さん(柔道家)

などなど




星の配置や器、陰占など様々な条件でこれらの星の性質は変化もします。
私の解釈で表現しているところがありますのでコラムとしてお楽しみください(*^^*)


お読みくださりありがとうございました。



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